ココロノオト

真解体新書。心のしくみを理解することで日常が幸せになる哲学、知識をお届けします。

マグダラのマリア

映画、マグダラのマリアを観た。

 

素晴らしい作品だったな。

 

マグダラのマリアは女性というだけで差別されていて、2016年に初めて、他の弟子と同じ使徒として認められた、それをきっかけにこの映画が作られた。

 

マグダラのマリアはイエスを誰よりも愛していた女性。

マリアのおかげで今のキリスト教がある、イエスの意思(SEED)をついで、

エスが亡くなったあと、真理を伝え続けた。

 

愛する人を亡くして、強く生きるマリアの強さに感動した。

 

私たちも生きていれば大切な人や何かを失うことがあるだろう。

その時は失われた命を悔やむのではなく、命の種をまくこと、意思を紡ぐことが

亡くなった大切な人への最大級の愛だなと感じた。

 

生きることは創造すること

 

生きることは強くなること

 

生きることは意思を繋ぐこと

 

 

私たちは何を失ったんだろう

 

どんな意思が働いているんだろう

 

何のために強く生きるんだろう

 

 

確実にその答えはみんなの心の中にある

 

出会い、別れ、希望、絶望、生、死

 

その先に私たちが出会いたい意思があるんだ、私たちを待っていいる意思があるんだ。

 

 

最後にマグダラのマリア、ありがとう。

 

お疲れさま、よく頑張ったね、愛の種は受け取ったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

天国と地獄

 

最近エヴァンゲリオンにはまっている。

人類補完計画、全ての人類を全て一つに統合する計画。

これによって、人と人は傷つけ合うことがなくなる。

大切なものを手に入れたり失ったりすることもなくなる。

平和な世界が訪れる。

 

これを願うのが人の心であると思う。

戦争なんて無くなればいいのにとか、

鬱、自殺、殺人、大切な人を失うこと、こんなの全てなくなってしまえばいいのにと

人は思うことがあるだろう。こんなにも苦しいのであれば、こんなに誰も自分のことを愛してくれないというのなら、なぜ私は生きている?

全てなくなってしまえ。

 

生き地獄を感じた時に誰しも思ったことがあるだろう。

 

地獄。これを第一地獄と規定する。

 

 

天国は全てが一つになり統合されたところにある。どんな望みも叶う世界。

安心、安全、敵も味方もいない、完全完璧、一生幸せ。

(ただずっと天国も出会いやショックがないので次第に飽きてくる、飽きすぎて地獄。

何もない暗闇の部屋に10億年いたらどうだろうか、なんでも一瞬で願いが叶う、第二の地獄と規定)

 

こんな世界を夢見る人間は本当に生きることが疲れているんだと思う。

 

生きることはゲームと違い途中でやめたり、セーブしたり、ストップすることができない。呼吸だって心臓だって気付いた時にはずっと動いていた。

 

一度こぎ出した自転車は倒れるまで漕ぎ続けなければならない。

 

 

楽しく漕ぐか、苦しく漕ぐかは自分自身が決めること。

 

自転車を漕ぐのが苦しい時、生きることが地獄だと感じた時どうしたらいいか?

 

その答えは、いきたまま死ぬこと。

 

今までの苦悩は全て自分が決めた規定によって苦しんでいるだけ。

ランニングが楽しいと感じるのも、苦しいと感じるのもその人が規定すること。

何かが正しい違うの善悪もその人次第。

 

自分が決めた規定を破壊し、死ぬ(第一の地獄離脱)

 

なんでも叶う完全完璧の天国からあえて、ルールを作って制限し

ゲームを構築する。創造する。(第二の地獄離脱)

 

破壊と創造。これを自分自身で行うのが楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あい

あい、愛。

 

愛について書いていきたいと思う。

 

愛とは、一番大好きであり一番大嫌いだと思う心。

これが愛だと思う。

 

愛していない人に対して、憎しみも憎悪も愛しさも何も感じないだろう。

 

矛盾するものが同じ。表裏一体。

 

表も裏もない

 

天国があるから、地獄がある。幸せがあるから不幸がある。

ほんと当たり前のことだけどね。

 

この現実世界は2の世界、相対世界だから。

 

 

1から2が生まれる。

 

愛から、憎悪と熱愛、好き、嫌いが生まれる。

 

だから愛は1絶対世界のことをさす。

 

全ての物は愛によって創造され、愛によって破壊される。

その消滅を繰り返している動きなのだ。

 

その動きは目で見れないし、手で触れない、留めることのできない水のような動き。

 

水を掴むことはできないように、愛を掴むことはできない。

 

誰かを愛するということはそういうことなのだ。

 

それを理解して人と接しなさい。

自分を、人間を理解しなさい。

 

 

 

本音

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本の音と書いて本音。

 

 

これを手放して生きてきた。

 

これを諦めて生きてきた。

 

ずっと。

 

 

なぜならば本音を言って傷つくことが怖いからだ。

 

 

 

傷つかないように、周りに合わせて、空気を読んで生きる、このことは

呼吸するように、心臓を動かすように、私の当たり前として、今日まで生きてきた。

 

発している言葉、行動全てが本音じゃない訳ではないことは知ってるよ。

 

ただ、本音で本気で本当の私で

人や物と出逢わないと現実はそれなりの見返りしかくれない。

なぜならば諦めているからだ。

 

70%の私だったら、70%の幸せ。

30%のところは諦めているパートなので、一生付きまとう課題や問題、モヤモヤ

のこと。

 

 

 

これ以上、嫌だな。

 

これ抱えて生きていくの。

諦めて逃げていくの。

一度きりの人生なのに。

90歳の時にもっと挑戦していればと絶対思うしな、虚しいなそのときそれ思うの。

胸はって死ねないしな。

 

もう過去はどうでもいいからさ、

 

今までのことはどうでもいいからさ、

 

挑戦する。

 

 

家族、会社の上司、新しく出逢う人。

 

それら全てに本音で正直に真摯に向き合いたいし、深いところで繋がりたい。

 

傷つくことを恐れずにね。

 

別に傷ついたところで、この肉体が滅びるわけではないしね。要は死ぬ訳じゃないしね。

 

どんなことに傷ついたのか、その状況を観察すること。

てかなんでそんなにそもそも傷つきたくないの?自分を守る防衛反応か、生物としての。

納得。そりゃそうするか。

 

まあ、もう体がいい、お人よしキャラはいいよ、それ誰が得するんだよ。まじで

 

お互いの関係性にとって不衛生だよね、

例えば片方が本当はこう思ってるんだけどを伝えないこと。だってその思いは消えないじゃん。

そのモヤモヤは蓄積されるし、ストレスだし、

溜め込んでいたらいつか爆発するエネルギーだから、破滅しかない。

別に言って嫌われたらそこまでの人じゃん、その人の器が、そんな人と一緒にいる意味がないでしょ?

 

今までもこれからもさ人と出逢うじゃん

 

それらのどんな尊いはずの出逢いもさ、

 

相手の様子見て、探って、疑って、

 

合わせて、演じて、境界線ひいて、

 

恐れて、不安して、守りに入って、

 

なんなんだよ、何の為の出逢い?

 

信じて、裏切られて、傷ついたからって

 

もっと隠して、もっと守って、

 

孤独だなあ、不安だな、しんどいな。

 

いつまでやるの?私、

 

人は。

 

 

つまんないの。そんな出会い。関係性。

 

そんなことするために生まれてきたの?

 

わざわざ?

 

遊びにきたわけじゃなくて?

 

もう御託を叩くのはいいや。

 

もっとシンプルに。もっと美しく。もっとパワフルに生きていいんじゃないの。

 

それが私だし、私達人間だと思う。

 

本来の尊厳のある人間。

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私さえ私であれば恐れることはない

全て問題なく楽しく、まるで毎日の遊びが楽しくて仕方ない子どものように生きていける。

 

私が私自身から逃げている。

 

そして何か外の世界のせいにして私から逃げていく。

 

そうしていくと自分自身に自信がなくなっていく。

 

そうすると何をするにも不安、恐怖からはじまる。

 

どんな素敵な出会いも、どんな美しい芸術も、どんな美味しい食べ物も、白黒の色。

 

どんな物を売る、どんな音を伝える、どんな食事を提供する、そこが大事だと勘違いをしている。大きな勘違い。

 

商品は「私」

 

そこを大きく勘違いしていた。

 

もう何も恐れることはない、楽しくた仕方ない素晴らしい人生の始まり。

 

 

ジョーカー

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ハロウィンにジョーカーを観た。

 

凄い映画だなあ。

 

 

たった一人の心の葛藤、爆発がここまで、現実を変えるんだな。

 

一人の主観的な問題、悩み、葛藤も共通してるんだな、全体の他の人たちと。

 

社会が作り出してもんな。この主人公は。

 

社会と個人は切っても切れない関係。

 

今の時代を象徴している映画だ

 

 

格差社会

 

資本主義で統制できる世界も、限界が近づいている。こういったデモや暴動が起きないのは、みんな堪えているから、不満、疑問、心の悪を。

 

世の格差社会に対する不満

 

人間の尊厳を傷つけられたことへの怒り