ココロノオト

真解体新書。心のしくみを理解することで日常が幸せになる哲学、知識をお届けします。

危機=crisis

生殺与奪の権を他人に握らせるな!!

 

生殺与奪=生かしたり殺したり、与えたり奪ったり、すなわち、どうしようと自分の思うままであること。

 

 

本当にその通りだと思う。

 

今はやっている漫画、アニメ

鬼滅の刃進撃の巨人約束のネバーランドの共通点は、

 

「危機感」だと思う。

 

危機は今よりも状況が悪くなるなど、ネガティブなイメージで使われる事が多いが、

英語のクライシスでは、決定的段階、重大局面、(運命の)分かれ目、(病の)峠、と規定されている。

 

 

 

平和ボケしている日本に対して必要なのは、潜在的なニーズは危機感、緊張感、生死をかけた戦い、覚悟。

 

 

それを無意識で日本人が欲しているからこういった緊張感のあるアニメが流行って位いるのだと思う。

 

 

 

お金、物質、個人主義、快楽主義に染まっている世界、日本、ぬるま湯、他人事、誰かやってくれよ、

誰か社会を良くしてくれよ、会社を良くしてくれよって、頼ってばかり。

他力本願、責任をおいたくない、人任せ、生殺与奪の権を周りに委ねている、

 

国民病。

 

若くなればなるほど、未来への諦め、絶望が大きいから、若い人ほど生殺与奪の権を放棄している

 

 

つまり危機感を感じで得たい事は、決断をする状況である。

 

 

人は危機的状況下でしか、決断できない、平和な暮らしの中で決断は下せない。

覚悟を持って生きることはできない。

 

危機的状況、危機を認識することで、日本は決断しようとしている。

 

 

まるで巣を飛び立つ雛鳥のように。

 

決断には連続2段階あって、

 

 

1、卵の殻を破る、啐啄童子。の決断。自分と自分の宇宙は実在しない、全て虚構の世界である事を知ること。

 

2、虚構の世界とわかって今までの日常を生きるのか、虚構の世界を新たに作り出すのか。(大空に自由に羽ばたくのか。)

 

 

 

 

今ここ決断するために、今ここ危機感を持つ事が非常に大切。

 

今この時代は危機(重大局面、運命の分かれ目)であると同時に、

もっと細かい物差しで今を観た時に、今ここが重大局面、運命の分かれ目。これは紛れもない事実。

これを認識できるか、出来ないかで、生き方、死に方の質が大きく変わってくる。

 

 

危機感を認識できずに、つまり決断できずに一生を終えるのか。平和ボケのまま、他人に生殺与奪の権を預け、家畜として生きるのか。

(※当の本人は家畜であることを認めない、プライドが傷つくから)

危機感を感じて、決断を繰り返して人生を生きるのか。決断し続ける人生を選ぶのか。

 

本当今ここが重大局面、運命の分かれ目であることを認識していく事、その時間軸に対する頻度が細かくなっていくことこそが

生殺与奪の権を持ち続け、人生の主導権、人間の尊厳を持ち続ける生き方なんだなと深く感じている。